病院薬剤師の部屋

病院薬剤師へのおすすめ書籍等を紹介しています

※本代の足しになればと、Amazonアソシエイトリンクを貼っています。

☆これだけは確認しよう! 経口抗がん薬チェックリスト

【特徴】

・各経口抗がん剤について、用法・用量・休薬期間についてまとめた書籍。

・処方監査をする上で確認すべき点(腎機能・肝機能・副作用等)についても

 記載されており、経口抗がん剤調剤の際に必要な情報がコンパクトに

 まとまっている。

【コメント】

・「これだけは確認しよう!」のタイトル通り、概ね見開き1枚で1薬剤の情報を収めて

 いるため、情報量は多くはない。

・自由記載欄があるため、内服忘れ時の対処などを記載して自分なりにカスタマイズ

 すると使い勝手が良くなると思われる。

・巻末のCTCAEや副作用の初期症状が便利。体表面積などの計算・換算ツールが

 ダウンロード出来るのも良い。

 

これだけは確認しよう! 経口抗がん薬チェックリスト

☆がん化学療法レジメンハンドブック

【特徴】

・様々ながん種のレジメンをまとめた書籍。

・薬剤名、投与量、休薬期間、開始基準、前投薬など監査に必要な情報が

 コンパクトにまとまっている。

・副作用についても発現頻度や対応について記載あり。

・各がん種に対する治療方針(レジメン選択)についても簡潔に記載されている。

【コメント】

・化学療法を行っている施設で勤務するなら、持っていて損はないと思う。

(件数が少なければ薬剤部に1冊でも良いと思われる)

・前投薬や投与速度などは施設により異なる事があり、自分なりにカスタマイズ

 する必要があるかもしれない。

・より詳細な副作用対策や、がん種毎の治療方針などを知りたい場合は他の書籍を

 参照する必要があると思われる。

 

改訂第7版がん化学療法レジメンハンドブック〜治療現場で活かせる知識・注意点から服薬指導・副作用対策まで

☆メカニズムから見る吸入デバイスのピットホール

【特徴】

・吸入薬について、どのような構造をしているか・どのようなメカニズムで薬剤が

 吸入されるのかを写真を用いて説明した書籍。

・上記のような内容を踏まえた上で、吸入を行う上で陥りやすいピットフォール(

 落とし穴)について解説している。

・各吸入薬について吸入手技のチェックリストあり。

【コメント】

・吸入手技チェックリストを用いることで、手技の確認や吸入指導の標準化にも

 有効と思われる。

・各ピットフォールは、製薬会社作成のパンフレットを見ただけでは見落としがちな

 内容だと個人的には思う。

 

メカニズムから見る吸入デバイスのピットホール

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